もうすぐあの震災から4年が経とうとしています。
国では、復興が進んでいるとか、経済は上向きとか言っていますが。
我が家では、毎年春に沿岸部へ出掛けています。
誰から言いだしたわけではなく、見ておかなければいけない、見続けていなければならない、そんな想いで出掛けています。
今年は、今まで目を背けていた気仙沼、南三陸地域へ行ってきました。きっかけは、先日出稼ぎ先のお仕事で気仙沼へ行く機会があり、初めて自分で運転して沿岸部を走りいろいろと考えさせられたから。
気仙沼では、大島へ行く観光フェリー乗り場の前にある、復興屋台村でお昼ご飯をいただきました。
テレビでは賑やかな様子が報道されているので、この時期だし混雑しているかと思ったけど、人気はほとんどなく私たちが入ったお店には先客は年配のご夫婦のみ。
近くの水産品を売っているお店も、人はまばら。
少し車で走り、シャークミュージアムへ。
気仙沼の震災当時から昨年までの様子が映像で観られます。
言葉がでませんでした。
ここの1階は海の市があり、いろんな飲食店と物産のお店が入っていました。観光客はここに来たら、ここで終っちゃって
わざわざ別の市場なんかには行かないんだろうな。
帰路、岩井崎に寄りました。ここもたどり着くまでに工事のために迂回したり、ほんとに通れるの?と思うような道だったり。
波が穏やかだったせいなのか、震災で地形が変わったせいなのか、潮吹きは観れませんでした。
仙台の街中に住み、震災の辛かった記憶はあるものの、家族も仕事もある自分たち。
復興とは、なにをもって言うのか。
わたしにできることは?
こうして伝え続けることしかないのでしょうか。
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